南国感あふれるワイルドな見た目が人気の観葉植物、モンステラ。独特な形をした葉は、アロハシャツのデザインとしてもお馴染みですね。
モンステラは滅多に花を咲かせないのですが、実は素敵な花言葉を持っているんですよ。
ここではモンステラの花言葉の意味や由来、誕生花、基本的な育て方などを紹介します。併せてパキラやポトス、ガジュマルなどの花言葉も紹介していますので、観葉植物選びに迷ったときの参考にしてくださいね。
モンステラの花言葉
まずは、モンステラの花言葉から紹介しましょう。
花言葉
| モンステラ | 嬉しい便り、壮大な計画、深い関係 |
個性的な葉の形が人気のモンステラは、ごくまれにホラ貝のような形をした白い花を咲かせます。滅多に花を咲かせないモンステラの花が咲くこと、それは「嬉しい便り」に例えられますね。
また、モンステラはとても強い繁殖力を持っています。自然界に自生しているモンステラは次々に株を増やし、まるで「壮大な計画」を持っているように自分の縄張りをどんどん広げていくんですよ。
モンステラの姿を人間に置き換えて考えると、「強い心を持って仲間を増やしていく＝関係性を深めていく」こと。このことが「深い関係」という花言葉がついた由来かもしれませんね。
オリジナルキャッチコピー
強く、大きく、美しく。誰にも負けないバイタリティー
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モンステラの花言葉に関する逸話「希望の光」
モンステラの一番の特徴といえば、やはり葉の形ですよね。ポッカリ開いた穴やいくつもの切れ目は、他の植物ではあまり見かけません。
実はこの穴や切れ目、小さな葉や若い葉には見当たず、大きく成長した葉にのみ出現します。つまり穴や切れ目は「成長の証」なのです。
ハワイでは、この「成長の証」から降り注ぐ日差しのことを「希望の光」と呼んでいます。葉が成長して希望を届けてくれること、これが花言葉「嬉しい便り」の由来なのかもしれませんね。
素敵な花言葉を添えてモンステラを贈りませんか？
縁起の良い花言葉を持つモンステラは、贈り物にもピッタリです。
モンステラは慶事のギフトにおすすめ
お祝い事で花束や観葉植物を贈るときには、花言葉にも気を付けなければなりません。
モンステラは「嬉しい便り」「壮大な計画」「深い関係」、3つの素敵な花言葉を持っていますので、慶事のギフトにもピッタリです。
お誕生日のお祝いや結婚祝い、新築祝いや開店祝いなど、慶事のギフトとして観葉植物を贈るときにはモンステラを選んでみてはかがですか？
ペットがいる家庭にはフェイクグリーンがおすすめ
お祝い事にピッタリなモンステラですが、贈り先にペットがいる場合は注意が必要です。
実はモンステラの葉や茎には「シュウ酸カルシウム」という成分が含まれており、ペットが摂取すると内臓が炎症を起こしたり、口内炎の症状がでる可能性があります。
ペットがいるご家庭にモンステラを贈るときには、生花ではなくフェイクグリーン（人工植物）を贈るようにしましょう。
フェイクグリーンは、お手入れの必要も枯れる心配もありません。光触媒が施してあるフェイクグリーンは空気清浄機と同じような働きをしますので、ペットがいる世帯にはもちろん、植物のお手入れが苦手な方への贈り物にもおすすめです。
花言葉で選ぶ観葉植物
モンステラ以外にも、素敵な花言葉を持つ観葉植物はたくさんあります。その中から特に人気の観葉植物と、その花言葉を紹介していきます。
パキラの花言葉
パキラは最もポピュラーな観葉植物のひとつで、多くの方に好まれる樹形をしています。花言葉は「勝利」「快活」。丈夫で育てやすいため、園芸初心者にもおすすめです。
ガジュマルの花言葉
太もものような形をした根が特徴的なガジュマルの花言葉は「健康」。沖縄の精霊“キジムナー”が宿るといわれており、縁起の良い観葉植物として知られています。
ポトスの花言葉
みずみずしい葉が魅力的なポトス。花言葉は「華やかな明るさ」「永遠の冨」です。つる性植物ですので、支柱で誘引しながら仕立てるとオシャレな樹形に仕上がりますよ。
ウンベラータの花言葉
「umbrella（アンブレラ）」が語源のウンベラータは、その名の通り傘のような大きな葉が特徴的な観葉植物です。花言葉は「健やか」「永久の幸せ」「夫婦愛」です。
モンステラを購入する時の注意
モンステラはとても丈夫で育てやすく、成長が早いのが魅力の観葉植物ですが、それゆえに注意しなければならないこともあります。
モンステラの成長を視野に入れる
モンステラは上下左右に大きく葉を広げる傾向があります。狭い場所にモンステラを置く場合は、定期的に葉を摘んで樹形を保つ、または支柱を立てて上へ伸ばすように育てることをおすすめします。
重量のある鉢がおすすめ
モンステラは成長するに従って、根元よりも葉先の方が重くなりがちです。小さな鉢だと不安定になりやすく、万が一の場合倒れてしまうことも考えられます。
大きくて安定感がある鉢を選ぶこともモンステラを育てる重要なポイントとして覚えておきましょう。
モンステラの基本的な育て方
モンステラは比較的お手入れが楽な観葉植物です。とはいえ、放っておくと枯れてしまうことがありますので、基本的な育て方は知っておいてくださいね。
モンステラの置き場所
直射日光を避け、カーテン越しの明るい部屋で育てましょう。耐陰性があるので寝室など光が届きにくい部屋でも育ちますが、繁殖力が落ちる可能性があります。
また寒さに弱い傾向があるため、冬場は冷気が当たりやすい窓側を避けて置くようにしましょう。
モンステラの水やり
モンステラの水やりは、季節や温度に応じて量を調節しなければなりません。
春から秋にかけてはモンステラが大きく成長する時期ですので、土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにしましょう。
寒くなるとモンステラは水を欲しなくなるので、土がカラカラに乾いたとき（目安として10日～2週間に1度）与えれば大丈夫です。
水やりとは別に葉水（霧吹きで葉に水をかけること）を1日～2日に1回行うと、害虫がつきにくくなりますよ。
モンステラの植え替え
モンステラはとても繁殖力が強く、根の育ちも早い植物です。2年に1度は一回り大きな鉢に植え替えてあげましょう。1番モンステラの成長が活発な5月～6月に行うのがベストです。
風水でおすすめの方角
運気アップを望み、風水で置き場所を選ぶ方も多いようです。風水を意識したモンステラの置き場所はこちらになります。
| 金運アップ | 玄関 |
| 家族円満 | リビング |
| 仕事運アップ | 書斎 |
モンステラの特徴・名前の由来
最後にモンステラの基本情報を紹介します。
基本情報
| 目・科・属 | オモダカ目・サトイモ科・ホウライショウ属 |
| 和名・洋名 | モンステラ、鳳莱蕉（ほうらいしょう）・Monstera |
| 開花時期 | 7月～9月（花は滅多に咲かない） |
| 原産地 | 南アフリカ |
誕生花と名前の由来
モンステラが誕生花として当てられている日付は9月30日と12月15日になります。
モンステラの名前の由来
モンステラの名前の由来は、英語の「monstrous」、ラテン語の「monstrum」からきたといわれています。どちらも意味は「怪物のような」「奇怪」です。
きっと、モンステラ独特の葉の形、驚異的な繁殖力からイメージされたのでしょう。素敵な花言葉を持ち、いつも元気なモンステラ、ぜひ育ててみてくださいね。
