花言葉

シンビジウムの花言葉の意味・由来・誕生花

シンビジウムの花は四大洋ランの一つでもあり、胡蝶蘭に次いで出荷の多い人気のランです。高級感溢れる花姿は、お祝いの花としてもぴったりですね。

ゴージャスな鉢花として鑑賞することも出来るシンビジウムは、切り花としても長く楽しめますよ。その花言葉も贈り物にふさわしいものが多いのです。

今回はシンビジウムの花言葉や名前の由来、人気の高いランの種類や管理方法などをご紹介します。

シンビジウムの花言葉


それでは早速、シンビジウムの全般、色別の花言葉をご紹介します。

お祝いの花!シンビジウムの花言葉

シンビジウムの花全般の花言葉 華やかな恋、高貴な美人、飾らない心、素朴
シンビジウムの花の海外での花言葉 gorgeous love(華やかな恋)、magnificence(壮麗)
ピンクのシンビジウムの花言葉 上品な女性、素朴
白いシンビジウムの花言葉 深窓の麗人
黄色のシンビジウムの花言葉 誠実な愛情、飾らない心
黄緑色のシンビジウムの花言葉 野心

シンビジウムの花言葉はその華やかな花姿の通り「華やかな恋」「高貴な美人」などの花言葉がつけられています。

逆に「飾らない心」「素朴」というどんな由来があるのか気になる花言葉もあります。これは後ほどご紹介するので、このまま読み進めてくださいね。

「華やかな恋」「高貴な美人」という花言葉は、シンビジウムの花の背丈が高く凜として気品溢れる姿に由来しています。まさにシンビジウムを女性にしたら高貴な美人になりそうですよね。

シンビジウムの「結婚しない」という花言葉は?

シンビジウムの花言葉を調べていると「結婚しない」というワードを見つけることがあります。これはシンビジウムの花言葉ではありません。

それではなぜこのようなワードが出てくるのかというと、2012年にフジテレビで放送された「結婚しない」というテレビドラマがきっかけです。

このドラマにはそれぞれの話に花と花言葉が登場し、その10話の花がシンビジウムだったそうです。これが混同して検索されているようですね。

オリジナルキャッチコピー

凜とした立ち姿が美しい シルクを纏った高嶺の花

類似の花言葉を持つ花はこちら

11月/11月7日/12月/12月13日/12月14日/12月18日/12月4日/12月5日/1月/1月14日/1月17日/1月22日/1月28日/1月2日/2月/2月28日/「恋」を意味する花言葉を持つ花/「愛」を意味する花言葉を持つ花/ピンク色の花言葉/プロポーズの時に用意したい花/恋人やパートナーに贈りたい花/白い花の花言葉/結婚式やセレモニーで使いたい花/緑色の花の花言葉/

シンビジウムの花言葉に関する逸話「淡いカラーの花」


シンビジウムの花言葉は「高貴な美人」など、ゴージャスな花姿そのままの花言葉がつけられています。しかし、「素朴」「飾らない心」といった少し落ち着いた雰囲気の花言葉もあります。

これは、シンビジウムの花が他の蘭(カトレア、胡蝶蘭、デンドロビウムなど)に比べて原色ではなく淡いパステル調の花色が多く、「落ち着いた色合い」ということから、このような花言葉がつけられました。

シンビジウムの選び方、色ごとのポイント


シンビジウムはさまざまな色がありそれぞれ花言葉がつけられています。ここでは、プレゼントとして利用する際の贈るときのポイントをご紹介します。

白、ピンクのシンビジウム

「上品な女性」「素朴」「深窓の麗人」という花言葉がつけられた、白やピンクのシンビジウムは落ち着いた色合いであることに由来します。

ロマンティックな花言葉を活かして、告白する時や愛する人への記念日などに贈りたい花色ですね。

黄色、黄緑色のシンビジウム

「誠実な愛情」「飾らない心」という花言葉を持つ黄色のシンビジウムは、恋人や伴侶への気持ちを伝えるときにぴったりですね。ぜひ誕生日や結婚記念日に贈ってみてください。

また、「野心」という花言葉を持つ黄緑色の花言葉は、あまり出回っていないとても珍しい花色です。

プレゼントとしてはあまり候補に挙がりにくいですが、野心を秘めて上り詰めた会社の社長や個性的な友人に贈るプレゼントの花として最適ではないでしょうか。

シンビジウムを風水に取り入れよう!


シンビジウムやカトレア、胡蝶蘭などの蘭の花は風水でいうと高い地位を持った花とされています。また、家族運や職業運をアップさせる効果があるともいわれています。

特に白いシンビジウムは、おうちの北側に飾ると運気をアップさせる効果が高いです。花言葉も「深窓の麗人」と素敵なのでぜひ、飾ってみたいですね。

種類が豊富!いろいろな蘭の花言葉


シンビジウムは胡蝶蘭に次ぐ出荷量を誇り、四大洋ラン(シンビジウム、カトレア、パフィオペディルム、デンドロビウム)の一つです。

ここでは、たくさんの蘭の中から人気のある洋ランの花言葉をご紹介します。

胡蝶蘭の花言葉

胡蝶蘭はその名の通り「蝶が舞っているように見える花の形」に由来しています。花言葉は「純粋な愛」「幸福が飛んでくる」です。蝶が飛んでいる様子からこの花言葉がつけられました。

デンドロビウムの花言葉

デンドロビウムの花言葉は「わがままな美人」です。西洋では蘭の花は官能的な意味合いを持つことが多く、この花言葉は比較的官能的な意味が和らいでいるようです。

その他にもノビル系は「謹厳実直」という、デンドロビウムの太い茎の様子から由来している花言葉もあります。

カトレアの花言葉

カトレアの花言葉も官能的なものが多く「優美な貴婦人」「成熟した大人の魅力」「魔力」などがあります。カトレアはランの女王と呼ばれていることから、その優美でゴージャスな雰囲気に由来しています。

オンシジュームの花言葉

オンシジュームはランの中でも小さめの花で、黄色の蝶が舞っているような花姿がかわいいですよね。花言葉は「可憐」「一緒に踊って」「遊び心」などです。

ドレスを広げて踊っている女性のように見えることから、英語でも踊る女性のランという意味の「Dancing lady orchid」となっています。

シンビジウムの花の購入時に留意したいこと


ここでは、シンビジウムの切り花を購入するときの注意点をご紹介します。

取り扱っている時期

シンビジウムは周年出回っているので、いつでも購入することが出来ます。ただし、開花時期は12~5月なのでこの時期が最も綺麗に鑑賞できます。

花を長く楽しむための注意点

とても花持ちの良いシンビジウムは約1ヶ月ほど楽しめます。花の舌弁(キャップ)が取れてしまうと急激に枯れてしまうので注意が必要です。

また寒いところにも強いので、冬は暖房の当たらない涼しいところに置くと更に長持ちします。

シンビジウムの特徴や誕生花、名前の意味・由来


それでは最後に、シンビジウムの基本情報や誕生花、名前の意味・由来をご紹介します。

シンビジウムの基本情報

目・科・属 ラン目・ラン科・シュウラン属
和名・洋名 シンビジューム、美花蘭(ビカラン)霓裳蘭(ゲイショウラン)・Cymbidium
開花時期 12月~5月
原産地 東南アジア

参考:Wikipedia:シンビジウムより

シンビジウムが誕生花となっているのはいつ?

シンビジウムが誕生花として当てられている日にちは、1月2日、1月14日、1月17日、1月22日、1月28日、2月28日、11月7日、12月4日、12月5日、12月13日、12月14日、12月18日です。

シンビジウムの名前の意味・由来

シンビジウムの英名「Cymbidium」は、ギリシア語で「cymbe(船)」と「eidos(形)」が合わさった言葉が語源となっています。

これは、シンビジウムのラン特有の唇弁の形が船の形に似ていることに由来しています。

また、和名の霓裳蘭(ゲイショウラン)「霓」という言葉は「虹」という意味を持ちます。これはシンビジウムが「虹のように美しい蘭」というところからつけられました。