花言葉

レモンの花言葉の意味・由来・誕生花

豊富なビタミン、疲労回復効果、そして様々なレシピにも使える万能な果物、レモン。育てやすく、鉢植えでも収穫できることから家庭園芸での人気も高まっています。

そんなレモンの花言葉は「果実」「花」「レモンの木全体」と3つそれぞれにあり、どれもとても素敵なんですよ。

ここではレモンの花言葉をはじめ、育て方やおすすめの品種などを紹介しています。栄養価の高いレモンを家庭で育てて収穫し、食卓に彩りを加えましょう!

レモンの花言葉

レモンの「花」「果実」「木全体」、それぞれの花言葉は次のようになります。

花言葉

レモンの花 心からの思慕(しぼ)・香気
レモンの実・果実 熱意・熱情
レモンの木全体 誠実な愛・思慮分別

レモンの花の花言葉「思慕」には、相手のことを恋しく思うこと、また思い慕うという意味があります。

「初恋はレモンの味」という言葉があるように、初恋の爽やかさ、そして甘酸っぱい思いがレモンの酸味と重ねてあるのでしょう。

「香気」は良い香りという意味ですが、これはレモンの甘酸っぱい香りそのものが表現されていますね。

レモンの果実の花言葉「熱意」「熱情」は、レモンが持つ強い酸味を表しているようです。

そしてレモンの木全体の花言葉は「誠実な愛」「思慮分別」。これはレモンが長期に渡ってたくさんの実をつける姿が「誠実」であり、道理を考えていることから付けられたのかもしれません。

いずれにせよ良い花言葉ばかりです。レモンの果実、花、樹木を見かけたら、この言葉を思い出してみてくださいね。きっと今までとは違う見方ができますよ。

オリジナルキャッチコピー

爽やかで甘酸っぱいあの頃の気持ち、今、ゆっくり味わおう

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レモンの花言葉に関する逸話「最後の晩餐」

レオナルド・ダ・ヴィンチの作品「最後の晩餐」。イエスキリストが処刑される前日の夜、弟子たちと共に食事した風景が描かれている作品であることは有名ですよね。

この「最後の晩餐」のメニューはスライスされたレモンが添えられた魚料理という説があります(諸説あり)。

また、15世紀に活躍した画家・ギルランダイオのフレスコ画「最後の晩餐」にも、キリストの後方にレモンの木が描かれています。

なぜ双方にレモンが描かれているのか、詳しいことは解明されていませんが

  • 「レモンの解毒作用がキリストの救済(復活)のシンボルになっているのでは」
  • 「キリストの復活とレモンの木の生命力が掛けられている」
  • 「レモンの木と鳥の絵で“楽園”を表現している」

といった説があるそうです。どれも奥深く、思慮深いですね。

万能果実!レモンの効果と活用法

栄養価の高いレモン、いざ収穫できたらどのように活用したいですか?ここではレモンをライフスタイルに取り入れる方法を紹介していきます。

ビタミンCは美肌効果に

レモンにはビタミンCが多く含まれており、毎日摂ることで肌を健やかに保ってくれます。レモンスライスを紅茶に入れたり、レモン果汁をお料理にプラスしたり、肌が元気になるよう毎日の生活にレモンを取り入れていきましょう。

クエン酸(枸櫞酸)は疲れからの回復に

レモンの酸味成分であるクエン酸(枸櫞酸)を摂ることで、疲れが取れやすくなります。

「疲れが取れにくくなった」「疲労が溜まっているのを感じている」という方は、食生活にレモンを摂り入れ元気な身体を取り戻しましょう。

簡単便利な塩レモンのレシピ

輸入レモンの残留農薬や防腐剤問題が取り沙汰されている現在、国産レモンの需要が急激に伸びています。

市販の国産レモンももちろん良いのですが、家庭で収穫したレモンはより格別です!

揚げ物にかける、紅茶に入れる、ハチミツに漬ける…いろいろな活用法がありますが、おすすめは万能調味料「塩レモン」です。

【塩レモンのレシピ】

  1. レモン数個と、その10~20%の量にあたる塩を用意します。
  2. しっかり洗ってビンに入りやすい大きさに切ったレモンを、煮沸消毒した清潔な瓶に詰めましょう。順番は塩→レモン→塩→レモン…最後は塩になるように。
  3. 直射日光に当たらない涼しい場所に置き、1日1回振ってください。レモンがドロっとしてきたら出来上がりです。

出来上がった塩レモンは、肉料理や魚料理にプラスしたり、パスタに和えたり、鍋料理にも使えますよ。ぜひ作ってみてください。

花言葉を添えて…レモンはギフトにも最適!

レモンは自宅で楽しむだけでなく、贈っても喜ばれる果樹です。

鉢植えでも収穫可能!レモン鉢はギフトにもOK

大切な人への誕生日、母の日や敬老の日のギフト、開店祝いや開院祝い。もしも「花束や観葉植物を贈るのはありきたり」と思った時には、レモンの鉢植えを選んでみませんか?

レモンは鉢植えでも結実し、収穫可能な果物です。さらに見た目もおしゃれで、インパクトも抜群!花言葉も「心からの思慕」「誠実な愛」、素敵な言葉ですね。レモン鉢のギフト、きっと喜ばれますよ。

オレンジ・ライム・ブルーベリー!ギフトにおすすめの果物の木

鉢植えで育てられ、なおかつ花言葉が素敵な果物の木(果樹)はレモン以外にもあるようです。

オレンジ(ミカン) 「純粋」「優しさ」「寛大」など
ライム 「あなたを見守る」「刺激」など
ブルーベリー 「実りある人生」「知性」など
いちご 「尊敬と愛」「幸福な家庭」など

レモンの購入に留意したいこと

「レモンを育てたい!」そう思った日が吉日なのかもしれませんが、どの植物にも購入に適した時期と言うものがあります。

レモンの購入に適した時期

レモンを地植えで育てるか、鉢植えで育てるかによって適した時期は異なります。

基本的に、鉢植えならばいつ購入しても大丈夫です。ただし、品種によっては霜にあたると枯れてしまう恐れがありますので、寒い季節になったら室内へ異動するようにしましょう。

地植えに適した時期は、暑さが和らいだ10~11月、もしくは寒さが和らいだ3~4月です。地植え予定で購入するのならば、10~11月か3~4月をおすすめします。

3年以上の苗木がおすすめ

一般的に、結実するまで早くても3年はかかるといわれるレモン。なるべく早く収穫を楽しみたいのであれば、芽が出てから(もしくは接ぎ木してから)3年以上経った苗木の購入をおすすめします。

苗木の年数が分からないときはお店のスタッフにお尋ねしましょう。

ただし、中には4年以上経っても結実しないものもあるようです。焦らず長い目でお付き合いしてあげてくださいね。

レモンの育て方・おすすめの品種

レモンの育て方や、元気に育てるコツ、育てやすい品種を紹介します。

肥料・植え替え・水やりのコツ

レモンに与える肥料は、かんきつ用の肥料、もしくは油粕などの有機肥料を好みます。2月~3月、6月、10月に与えましょう

鉢植えの場合、2年に1度は植え替えすることをおすすめします。根が元気になり、樹勢が強くなりますよ。

水やりは土が乾いてからたっぷりと与えましょう。レモンは日当たりが良く水はけが良い場所を好みます。土がいつまでも湿ったままだと、成長が悪くなり収穫に影響を及ぼす可能性があるので注意してください。

一般家庭でも育てやすい品種

レモンにも様々な品種がありますが、中でも育てやすく、手に入りやすい品種を3つ初回します。

  • リスボン…実が付きやすく、耐寒性・耐暑性に優れている非常に育てやすい品種です。ただし、トゲが多いので取り扱いには注意しましょう。収穫は10月~12月です。
  • ユーレカ…リスボンよりトゲが少なく扱いやすい反面、やや寒さに弱い品種です。枝を横に伸ばしながら成長するので、植える場所には考慮が必要です。収穫は9月~3月です。
  • ビアフランカ…通称「トゲ無しレモン」ですが、成木になるまでは小さなトゲがありますので気を付けましょう。収穫は10月~3月です。

レモンの特徴・名前の由来

基本情報

目・科・属 ムクロジ目・ミカン科・ミカン属
和名・洋名 レモン、檸檬(れもん)・lemon
開花時期 5月~6月
原産地 ヒマラヤ東部

参考:Wikipedia レモンより

誕生花と名前の由来

レモンの誕生花は4日あります。

5月20日、22日、24日

11月12日

名前の由来

  • イタリアでの呼び名「limon」が「lemon(レモン)」と伝わった説
  • 中国の生薬「檸檬(らいもん)」が「檸檬(レモン)」と伝わった説

レモンの名前の由来は諸説あるようですが、上記の説が濃厚のようです。他にも「ヒンドゥー語の“limbu”が“lemon”になった説もあるようです。