花言葉

ブーゲンビリアの花言葉の由来・意味・誕生花

赤、ピンク、オレンジや紫など、ビビッドなカラーが魅力のつる性植物・ブーゲンビリア

南国を代表する花のひとつともいえるブーゲンビリアは、カラフルな色合いに負けず劣らず熱く素敵な花言葉を持っているんですよ。

ここでは、ブーゲンビリアの花言葉を始め、基本の育て方や冬越しさせる方法などを紹介しています。

ブーゲンビリアの花言葉

まずは、ブーゲンビリアの熱く素敵な花言葉を紹介します。

情熱的!ブーゲンビリアの花言葉

ブーゲンビリアの花言葉 情熱、魅力、あなたしか見えない、あなたは魅力に満ちている、溢れる魅力

ブーゲンビリアの花言葉には、溢れんばかりの熱い気持ちが表現されています。

これは、

  • ブーゲンビリアが南国原産であること
  • 自分をアピールしているようなカラフルなカラーを持っていること

この2つが花言葉の由来となっているそうです。

ブーゲンビリアは沖縄を彩る花

沖縄の三大名花といえばデイゴ・オオゴチョウ・サンダンカですが、ブーゲンビリアも負けてはいません。

沖縄の民家や街路、植え込みなどあちこちで植えられているブーゲンビリアは、観光客の目を惹き、心を和ませています。

沖縄にはブーゲンビリアが有名な観光スポットもありますので、訪れた際にはぜひブーゲンビリアを見つけてみてくださいね。

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夏を元気にカラフルに! 熱い気持ちを花言葉に込めて

類似の花言葉を持つ花はこちら

6月/6月30日/7月/7月15日/7月20日/7月23日/7月25日/7月26日/7月27日/7月29日/7月3日/8月/8月16日/8月21日/8月4日/8月9日/「好き」という意味の花言葉を持つ花/「恋」を意味する花言葉を持つ花/「愛」を意味する花言葉を持つ花/オレンジの花の花言葉/ガーデニングに使いたい花/ピンク色の花言葉/庭に植えたい木/恋人やパートナーに贈りたい花/白い花の花言葉/赤い花の花言葉/

ブーゲンビリアの花言葉に関する逸話「薄情」

あまり認知はされていないのですが、ブーゲンビリアは「薄情」という花言葉も持っています。情熱的な花言葉が並ぶ中で、ひとつだけ異彩を放つ花言葉「薄情」。

これには、どんな意味が隠されているのでしょうか?

ブーゲンビリアは葉色を楽しむ植物

ブーゲンビリアのカラフルな部分は、実は花ではなく包(ほう・葉の一部)です。本当の花は、包の上にひっそりと咲いています。

クリーム色~黄色系統の小さくて憐な花を咲かせるのですが、ビビッドな包のカラーに負けてしまい、あまり目立ちません。

花よりも目立っている包、この様子から「薄情」という花言葉が付けられました。

ブーゲンビリアを見かけたときには、包だけでなく、ぜひ花も見てあげてくださいね。

プレゼントには不向き?ブーゲンビリアの注意点

カラフルなカラーが魅力のブーゲンビリアですが、あまりプレゼントとしては好まれません。その原因は、ブーゲンビリアの茎にあるトゲにあるようです。

ブーゲンビリアのトゲの正体は?

トゲの正体は、包や花になりきれなかった花芽です。花芽が育たずにトゲとなり、気が付いたときには茎にたくさんのトゲが出来ていることがあります。

ブーゲンビリアをプレゼントする時には充分注意し、贈る相手にはトゲの危険性をひと言添えて渡すようにしましょう。

ブーゲンビリアだけじゃない!夏空が似合う花

ブーゲンビリアの他にも、夏空が似合う花はたくさんあります。中から人気の花を3つ紹介します

花言葉は「あなただけを見つめる」 ひまわり

誰もが知っている夏の花、ひまわり。太陽に向かって咲く太陽のような花は、日本の夏の風物詩ともいえます。

ひまわりの花言葉は「あなただけを見つめる」太陽を見つめるひまわりの様子が花言葉の由来になっています。

花言葉は「新しい恋」 ハイビスカス

暑い国の代表的な花といえば、ハイビスカスですね。実は赤以外にも白やピンク、黄色のハイビスカスもあるんですよ。

花言葉は「新しい恋」花が1日でしぼみ、翌日には新しい花を咲かせるハイビスカスの生態が花言葉の由来です。

花言葉は「気品」プルメリア

ハワイのレイ(首飾り)のモチーフとして使われているプルメリア。とても良い香りがすることで知られています。

花言葉は「気品」花の見た目と香りが花言葉で表現されています。

ブーゲンビリアを購入する時に留意したいこと

ブーゲンビリアを購入するときには、次のようなことに留意しましょう。

購入する時期

ブーゲンビリアは通年購入可能ですが、もっとも多く出回る時期は4月~7月になります。

ブーゲンビリアの3つの原種

ブーゲンビリアはカラーバリエーションが豊富で、その中にも一重や八重、葉に斑が入っているもの、葉が大きいものや小さいものなど、様々な品種ものがあります。

どの品種を購入するかは見た目の好みで決めても良いのですが、原種を覚えておくとより楽しく品種を選ぶことができますよ。

【ブーゲンビリアの原種】

  • グラブラ系…枝が細長く、葉は楕円形。三角の形をした包を沢山つける。
  • スペクタビリス系…葉が大きくて密集している。包のカラーが濃い目。
  • ペルビアナ系…葉が長細く、明るい色をしている。樹勢が強い。

耐寒性に弱いブーゲンビリア

ブーゲンビリアは、寒さに弱い傾向があります。寒冷地では育てる時には、地植えではなく鉢花として育ててください。

関東以南の霜が少ない地域では地植えも可能ですが、その場合はやや耐寒性のある品種(サンデリアナパープルローブ等)がおすすめです。

ブーゲンビリアの育て方・冬越しさせる方法

ブーゲンビリは、冬の寒ささえ気を付ければ、比較的簡単に育てることができる植物です。上手に育てて、カラフルなカラーを楽しんでくださいね。

ブーゲンビリアの植え付け時期

ブーゲンビリアを地植えで育てる場合は、日当たりと水はけが良い場所を選んで植えるようにしましょう。

植え付けに適しているのは、4月~6月です。植え付け後は、しっかりと水を与えて下さい。

ブーゲンビリアの水やり

ブーゲンビリアは、乾燥を好みます。水のやり過ぎには充分気を付けてください。

鉢植えで育てる場合は、「土が乾いたらたっぷりと」が基本です。受け皿に溜まった水は必ず捨てるようにしましょう。

地植えの場合は、植え付けてから根が張るまでの間は毎日与えます。根付いたあとも、雨が少なく晴れの日が続いたときにはたっぷりと与えてください。

ブーゲンビリアを冬越しさせる方法

前述しましたが、ブーゲンビリアは耐寒性に弱い傾向があります。越冬させるには、次のような管理方法を取りましょう。

【鉢で育てる場合】

冬の間は、室内で管理します。昼間は日光が当たる窓際へ、夜は温度が下がる窓際を避けて置くようにしましょう。どちらも、室温が5℃以下にならないよう気を付けてください。

【地植えの場合】

根が凍らないよう、茎の根元にマルチングしてください。寒くなると葉が落ちることもありますが、春には新葉が出ますのであまり気にしなくても大丈夫です。

ブーゲンビリアの特徴・名前の由来・誕生花

最後に、ブーゲンビリアの基本情報や名前の由来、誕生花を見ていきましょう。

ブーゲンビリアの基本情報、英語の名前

目・科・属 ナデシコ目・オシロイバナ科・ブーゲンビリア属
和名 ブーゲンビリア、ブーゲンビレア、筏葛(イカダカズラ)
英語名 Bougainvillea
開花期 4月~5月、10月~11月
原産地 中央アメリカ、南アメリカの熱帯雨林

参照:Wikipedia ブーゲンビリアより

ブーゲンビリアはいつの誕生花?

ブーゲンビリアが誕生花として当てられている日にちは、6月30日7月3日、7月15日、7月20日、7月23日、7月25日、7月26日、7月27日、8月4日、8月9日、8月16日、8月21日です。

上記とは別に、白とピンクのブーゲンビリアだけ、個別に誕生花が当てられています。

  • 白のブーゲンビリアの誕生花…7月29日
  • ピンクのブーゲンビリアの誕生花…7月20日、7月23日、7月26日

ブーゲンビリアの名前の由来

ブーゲンビリアという名前を付けたのは、フランスの植物学者フィリベール・コメルソン氏です。

コメルソン氏は、探検家のルイ・アントワーヌ・ド・ブーガンヴィル氏が世界一周を行った船に一緒に乗船しており、ブラジルに立ち寄った際に新種の植物(ブーゲンビリア)を発見しました。

当時の船長であり隊長でもあったブーガンヴィル氏から名前をいただき、ブーゲンビリアという名前を付けたそうです。