花言葉

牡丹(ボタン)の花言葉の意味・由来・誕生花

春先に大輪の花を咲かせる牡丹は、生け花にも使われる豪華な花ですよね。「立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という喩えがよく知られています。

美人の代名詞として使われる牡丹は、そのゴージャスな雰囲気にぴったりの花言葉がいくつもつけられているんですよ。

また、海外での花言葉には、ちょっと悲しいギリシャ神話が由来とされています。今回は、牡丹の花言葉や似ている花の花言葉と共に、由来や育て方をご紹介します。

牡丹(ボタン)の花の花言葉


それでは早速、牡丹の花の花言葉をご紹介します。

牡丹の花言葉は王者の風格が溢れている

牡丹の花の花言葉 富貴、高貴、壮麗、風格あるふるまい
牡丹の花の海外での花言葉 compassion(思いやり)bashfulness(恥じらい)

牡丹の花の花言葉は、「富貴」「高貴」「壮麗」「風格あるふるまい」です。大輪の花を咲かせるゴージャスな花の雰囲気そのものですね。

牡丹の花は美しいだけではなく、その根が生薬として利用されていたこともあり、富や権力を持つ位の高い方達に愛されていました。このことが富貴、高貴という花言葉に由来しています。

また、壮麗とは「大きく立派で美しいこと」という意味があります。牡丹の花が大きく美しいこと、また、古来中国でふくよかな姫達の飾りの花として使われたところに由来しています。

海外での花言葉「bashfulness(恥じらい)」は、牡丹の花が中央を隠すように咲く姿が、恥じらっているように見えることに由来しています。

牡丹の花言葉が怖いといわれる訳は?

上述したように牡丹の花に怖い花言葉はありません。しかし、誰もが知っている怪談に「牡丹灯籠」というお話しがあります。

牡丹灯籠は日本三大怪談の一つです。お露という亡霊に取り憑かれた男が最後には亡くなってしまうことから、怖いというイメージがついたようです。

オリジナルキャッチコピー

高貴な姿は凜と佇み 大輪の花を咲かせる美人の証

類似の花言葉を持つ花はこちら

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牡丹の花言葉に関する逸話「思いやり」


牡丹の花の海外での花言葉のひとつ、compassion(思いやり)には、ギリシャ神話による逸話が2つあります。

医薬の神ペオン

医薬の神ペオンは、あることがきっかけで冥界の王ハデスが負傷した傷を治しました。

これを嫉妬したペオンの師がペオンに手をかけようとしたところ、全知全能の神ゼウスが美しい花に変えてあげたという伝説があります。

妖精パエオニア

妖精パエオニアは、太陽神アポロンにとても可愛がられていました。これに嫉妬した女神アフロディーテは、パエオニアを花に変えてしまったという伝説もあります。

どちらの話も、殺されてしまうのではなく花に変えられたという部分で、思いやりという花言葉がつけられました。

このように、ペオンまたはパエオニアが生まれ変わった花が牡丹だといわれていて、ボタン科の植物はpeony(ピオニー)の名がつけられました。

牡丹の花の特徴は?寒牡丹との違い


牡丹の花はボタン科の落葉小低木に属しており、その開花期は4~5月です。春になると大輪の花を咲かせ、花びらは薄く繊細に見えますが、実は厚みがあります。

また寒牡丹は、春と秋に花をつけるタイプの変種で葉がほとんどありません。春につけるつぼみを摘み取り、秋につけるつぼみを残して10~1月に開花させます。

花言葉は牡丹と同様に「高貴」「富貴」「壮麗」です。

牡丹と似ている花の花言葉


牡丹のように大輪の花を咲かせる芍薬(シャクヤク)や、牡丹という名前のついている葉ボタン、椿も似たような花ですよね。それぞれの花言葉をご紹介します。

芍薬の花言葉

芍薬の花言葉は、「はじらい」「慎ましさ」です。「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉は美人を表わす喩えとして有名ですよね。

芍薬と牡丹は同じボタン科でとても似ていますが、その違いはハッキリしています。牡丹の茎が太くつぼみが尖っているのに対して、芍薬の茎は細くつぼみは丸い形をしているんですよ。

葉牡丹の花言葉

葉牡丹の花言葉は「祝福」「愛を包む」です。アブラナ科の植物で別名「ハナキャベツ」と呼ばれていてキャベツを品種改良して作られました。

冬に咲き、お正月の寄せ植えなどに使われる縁起の良い植物ですよね。

椿の花言葉

椿の花言葉は「控えめな素晴らしさ」「気取らない優美さ」です。椿と牡丹は見た目が似ていますが開花時期が違います。椿が12~4月に咲くのに対して、牡丹は4~5月に咲く春の花です。

ただし寒椿や夏椿、冬牡丹や寒牡丹など咲く時期が似ている種類もあります。その他、椿が丸くツヤのある肉厚な葉なのに対して、牡丹が笹の葉のような形をしているなどの違いがあります。

雪牡丹は牡丹の仲間なの?

雪牡丹は「牡丹」という文字が入っていますが、牡丹の種類ではありません。中尾清月堂というお店の銘菓の名前でもあり、カブの品種の名前でもあります。

お庭を華やかに!牡丹の育て方


牡丹の花をお庭に植えれば、毎年大輪の花を咲かせて楽しませてくれます。専門家でもない限り苗から育てるのが一般的です。ここでは苗からの育て方をご紹介します。

■牡丹の苗植え■

腐葉土や堆肥を混ぜて1~2週間寝かせた土に30~50cmほどの穴を掘り、牡丹の苗を植えます。このとき穴の底には油かすなどを入れておきます。

■牡丹の肥料、水やり■

植え付け時に緩効性肥料を混ぜ込んでおきます。その他生育が悪いときなど液肥を与えるのも効果的です。庭植えの場合は水やりはほぼ必要ありません乾燥を防ぐために腐葉土を被せておくのもいいでしょう。

■牡丹の剪定、花後の手入れ■

牡丹の花が終わる5月頃には、種をつけないように花がらを摘み取ります。また、わき芽が出始める6月頃にはわき芽を摘んであまり背が高くならないようにしましょう。

牡丹の花の購入時に留意したいこと


牡丹の適正温度は12~18度なので、鉢植えなどを購入したときには玄関などの涼しい場所に置くようにしてください。20度を超えるとすぐに花が終わってしまうので注意が必要です。

また植え替えを嫌う植物のため出来るだけ植え替えを避けたいですが、生育が悪くなってきたら、3~5年を目安に10月頃植え替えるようにしましょう。

牡丹(ボタン)の特徴や誕生花、名前の意味・由来


それでは最後に牡丹の基本情報や誕生花、名前の意味・由来をご紹介します。

牡丹の基本情報

目・科・属 ユキノシタ目・ボタン科・ボタン属
和名・洋名 牡丹・Tree peony
開花時期 4月~5月
原産地 中国西北部

参考:Wikipedia:ボタン(植物)より

牡丹の花が誕生花となっているのはいつ?

牡丹の花が誕生花として当てられている日にちは、1月17日、1月26日、2月27日、3月20日、4月14日、4月21日、4月25日、5月3日、5月7日、5月15日、5月17日、7月24日、9月10日、12月17日です。

牡丹の花の名前の意味・由来(縁起の良い花)

牡丹(ボタン)という名前は、中国での名前「牡丹」の音読みから来ています。正確には中国の漢音で牡丹の「牡」という時は「ボウ」と読むので、「ボウタン」と呼ばれていました。

牡丹の花は日本原産と思われがちですが、実は中国原産の花です。唐の時代には「花神」「花王」などの別名がつけられており、皇帝の花、縁起の良い花として絵画のモチーフに用いられていました。

また、牡丹の英名「Tree peony」という名前は、前述した「思いやり」という花言葉の由来に通じています。