花言葉

ベゴニアの花言葉の意味・由来・誕生花

ベゴニアの花は、春から冬まで一年中綺麗な花を咲かせてくれます。

赤や白、ピンクや黄色などのカラフルな色の花は、目にも鮮やかで花壇の彩りに素敵ですよね。特に八重咲きで大輪の花はバラに間違われるほど豪華です。

花言葉も愛に溢れたものが多く、恋人や友人に贈るのにぴったりな言葉が多いんですよ。

今回は、ベゴニアの色別や種類別の花言葉や由来、育て方のポイントなどをご紹介します。

ベゴニアの花の花言葉


それでは早速ベゴニアの花言葉(全般、海外、色別)をご紹介します。

ベゴニアの花言葉「片思い」など

ベゴニアの花全般の花言葉 愛の告白、片思い、親切、幸福な日々
ベゴニアの海外での花言葉 beware(注意する、用心する)Uniqueness(個性とユニークさ)
赤いベゴニアの花言葉 公平
白いベゴニアの花言葉 親切
オレンジのベゴニアの花言葉 繁栄
ピンクのベゴニアの花言葉 幸福な日々、親切、丁寧

ベゴニアの花言葉は「愛の告白」「片思い」「親切」「幸福な日々」です。とても幸せな意味を持つポジティブな言葉がつけられているので、プレゼントの花としてもぴったりですね。

海外での花言葉のうちのひとつ「Uniqueness(個性とユニークさ)」という花言葉は、ベゴニアの花が美しくもユニークな形状をしていることからつけられました。

その他の花言葉も、ベゴニアの花姿にちなんだ意味があるんですよ。それは後ほどご紹介するので、このままじっくり読み進めてくださいね。

オリジナルキャッチコピー

愛と切なさが溢れるハート ユニークな面影は幸せな日々の中に

類似の花言葉を持つ花はこちら

10月18日/10月31日/11月17日/11月29日/12月17日/12月24日/12月8日/1月13日/1月30日/2月3日/3月14日/3月17日/6月14日/9月28日/「希望」を意味する花言葉を持つ花/「幸せ」を意味する花言葉を持つ花/「恋」を意味する花言葉を持つ花/「愛」を意味する花言葉を持つ花/「永遠」を意味する花言葉を持つ花/「片思い」を意味する花言葉を持つ花/オレンジの花の花言葉/ガーデニングに使いたい花/ピンク色の花言葉/プロポーズの時に用意したい花/友人の日頃のプレゼントに贈りたい花/恋人やパートナーに贈りたい花/白い花の花言葉/赤い花の花言葉/

ベゴニアの花言葉に関する逸話「ハートの葉っぱ」


ベゴニアとの花言葉「片思い」「愛の告白」という言葉は、ベゴニアの葉の形に由来しています。ベゴニアの葉はよく見るとハートの形をしているんですね。

そのため、ハート=愛を意味する「愛の告白」という花言葉がつけられました。また、このような情熱的な花言葉とは逆に「片思い」という切ない言葉がついているのにも、葉の形が関係あります。

ベゴニアの葉はハートの形ではあるものの、左右対称ではなくちょっと歪んでいるんです。そのため二人の思いが同じではないという意味「片思い」という花言葉がつけられたとされています。

ベゴニアの種類別花言葉


ベゴニアには交配種を合わせると10,000種以上もあるといわれています。それぞれに花言葉がついていますのでご紹介します。

木立ベゴニアの花言葉

木立ベゴニアの花言葉は「釣り合いが取れている」です。枝と花がバランス良くつき美しい花姿から、この花言葉がつけられました。

真っ直ぐに伸びた茎から枝分かれして咲く花は、まるでシャンデリアのように垂れ下がって咲きます。四季咲きで冬越しも出来ます。

ベゴニアセンパフローレンスの花言葉

ベゴニアセンパフローレンスは四季咲きベゴニアとも呼ばれ、花言葉は「永遠の栄え」です。一年中花を咲かせ続けるところに由来しています。

もっともポピュラーな品種で、ベゴニアといったらセンパフローレンスのことを指します。

クリスマスベゴニア(ラブミー)の花言葉

クリスマスベゴニアはその名の通り「冬咲きベゴニア」と呼ばれ、ラブミーという品種の花言葉は「あなたについていく」です。冬の寒い時期でも健気に花を咲かせることに由来しています。

球根ベゴニアを品種改良して作られた種類で、12月から3月にかけて小さな花をたくさん咲かせる品種です。

フォーチュンベゴニアの花言葉

フォーチュンベゴニアは球根ベゴニアの一種で、花言葉はベゴニア全般の花言葉と同じ「愛の告白」「片想い」「親切」「幸福な日々」です。

秋から冬にかけて豪華で大輪の花を咲かせ、秋深くなる頃には1ヶ月にもわたって咲き続けます。

レックスベゴニアの花言葉

レックスベゴニアは根茎性ベゴニアの一種で、花言葉は「愛される喜び」です。葉に特徴がありさまざまな色や模様があります。

リーガスベゴニアの花言葉

リーガスベゴニアはエラチオールベゴニアとも呼ばれており、花言葉は「高貴」です。バラに間違えられるほどのゴージャスな八重咲きの花の形に由来しています。

オットー・リーガーという方が作った花が有名なことから、「リーガス」という名前がつけられました。

ベゴニアの選び方、色ごとのポイント


ベゴニアは赤や白、ピンクやオレンジなど様々な色があります。それぞれどのようなシーンで贈ると良いのかを見ていきましょう。

白いベゴニア

「親切」という花言葉を持つ白いベゴニアは、いつも良くしてくれる親友や上司などへの感謝を込めて贈ると素敵ですね。プレゼントとして使いやすい花言葉です。

オレンジ色のベゴニア

「繁栄」という花言葉を持つオレンジ色のベゴニアは、贈った人を元気にしてくれそうな色ですね。少し元気をなくしている友人や恋人へ、エールを送るつもりで贈ると喜ばれるでしょう。

ピンクのベゴニア

「幸福な日々」という花言葉を持つピンク色のベゴニアは、淡く優しい色が相手を癒してくれそうです。これから幸せな日々を過ごす新婚さんや、新しい門出を迎えた社会人さんなどに贈るといいですね。

花言葉を添えよう!ベゴニアの育て方


ベゴニアをプレゼントするなら鉢植えか寄せ植えが素敵ですよね。種や球根から簡単に育てる方法をご紹介します。

種まき時期

ベゴニアの種は2~3月頃に育苗箱やジフィポットなどにまきます。種が小さいので覆土はせずに、底面給水をして日陰で育てましょう。本葉が2~3枚になったら植え替えます。

苗植え

水はけが良く保水性があり、肥料持ちが良い用土を選びます。市販の培養土か、ピートモス5:赤玉土2:腐葉土1:パーライト1の割合で配合します。苗の周りの土は落とし、一回り大きな鉢に植えましょう。

肥料・水やり

植え付け時に緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。その後の生育期から開花期は薄めた液体肥料を1週間に1度程度か、緩効性化成肥料を月に一度与えます。

球根ベゴニアの植え付け時は3~5月で、球根の上に2cm土がかかる深さに植えます。植え付けてから約3ヶ月ほどで開花します。明るい日陰で管理し、葉焼けを起こさないように直射日光は避けましょう。

ベゴニアの特徴や誕生花、名前の意味・由来


それでは最後にベゴニアの基本情報や誕生花、名前の意味・由来をご紹介します。

基本情報

目・科・属 スミレ目・シュウカイドウ科・シュウカイドウ属(ベゴニア属)
和名・洋名 ベゴニア・センパフローレンス・Perpetual begonia
開花時期 周年
原産地 ブラジル

参考:Wikipedia:ベゴニアより

ベゴニアが誕生花となっているのはいつ?

ベゴニアが誕生花として当てられている日にちは、1月13日、1月30日、2月3日、3月14日、3月17日、6月14日、9月28日、10月18日、10月31日、11月17日、11月29日、12月8日、12月17日、12月24日です。

名前の意味・由来

ベゴニア(Begonia)という名前は、ベゴニアを発見した植物学者シャルル・プリュミエが、フランス領アンティル諸島総督ミシェル・ベゴンの名前にちなんでつけられました。

これはベゴンがプリュミエのことを、当時のフランス国王ルイ14世に植物採集者として呼びたいと提案したことに由来します。

シャルル・プリュミエは、1700年に出版された本の中で6種類のベゴニアを紹介したそうです。